ためしてガッテンの病気が隠れているかもしれない、口から出てくる「あるもの」とは?

口から出てくる「あるもの」とはニオイ玉(匂い玉:においだま)です。
むしろ、臭い玉(くさいたま)の呼称が一般的かもしれません。

咳(せき)をしたときなどに出てくるニオイ玉は、チーズのようで潰すととっても
クサいそうです。

ただのたんとか食べかすだろうから、問題ないんじゃないの?と思ったら大間違いです!
実は、ニオイ玉が、腎臓病や肌荒れ、肩こり、関節炎、心臓病、大腸炎、失明など、全身の病気と深い関係があることが明らかになっています。

ニオイ玉の正体は細菌の固まりです!

10年以上前からニオイ玉が頻繁に出てきたAさん。ただの食べカスだと思い、あまり気にしていませんでした。8年前、急に体調を崩してノドの痛みが続き、なぜか突然血尿が出たそうです。すぐ病院で検査を受けたところ、なんと腎臓病と告げられたのです。

以前からノドに違和感があったBさんは、ある日手足にブツブツができたため、病院に行ったものの診断結果は原因不明……。その後、症状は悪化し、しまいには常に手袋をして生活するはめに。爪までボロボロになり、ひどいかゆみに襲われたそうです。

ためしてガッテン2014年10月22日放送サイトからの引用

2人の共通点は、ノドの違和感やニオイ玉のほかに、風邪をひくとき必ずノドの痛みから始まることもありました。実は、2人の病気は扁桃(へんとう)に原因があったのです。

ニオイ玉は、細菌のかたまりであり、正式名を「膿栓(のうせん)」と言います。
濃栓(のうせん)をユーチューブで検索すると、かなり・・な動画が出てきます。
観るには、ちょっとした勇気が必要です。ご注意ください。あまりに・・なので、このサイトでは掲載しません。

濃栓は、何百種類の細菌が扁桃のボコボコ部分を栓のように塞いでしまいます。

ではなぜ、扁桃についたニオイ玉がさまざまな病気を引き起こすのでしょうか。

ニオイ玉は、実は生きている細菌ではなく、死んだ細菌のかたまりです。

細菌が、ノドから体内へ侵入しようとすると、扁桃で免疫細胞のT細胞との戦いが始まります。この状態がいわゆる扁桃炎です。この戦いで細菌が死ぬと、ニオイ玉になるのです。

ところが、戦いが長引くとなぜかT細胞は、体のあちこちにいる免疫細胞に間違った指令を出して自分の体を攻撃してしまいます。
※ここがニオイ玉が、全身の病気と深い関係がある原因です。

つまり、全身にさまざまな病気を引き起こしていたのは、ニオイ玉ではなく、自分の扁桃にいる免疫細胞が犯人だったのです。

扁桃のような免疫を担うリンパ組織は、体のあちこちにあり、それぞれT細胞がいて細菌から体を守っています。

なぜ、扁桃で戦っていたT細胞だけが暴走するのか

それは、体にあるリンパ組織の中で唯一扁桃だけが外に露出しているからです。

体内のリンパ組織が細菌の攻撃にさらされるのは、傷口から菌が侵入した時など限られていますが、扁桃は常に口から侵入する細菌と戦わなくてはなりません。扁桃についたニオイ玉は、いわばT細胞が懸命に戦ったサインです。

扁桃のT細胞は、常に戦いを強いられて疲れやすいため、誤った指令を出しやすいのです。
頼みの免疫細胞も疲弊するんですね。人間も疲れてしまうと判断間違えますし・・
でも困ったものです。

では、不調のサインともいえるニオイ玉が頻繁に出てきたり、
もしも全身の病気になった時の対処法は?

扁桃が慢性的に炎症を起こす状態を、「慢性扁桃炎」と言います。

扁桃が全身の病気を招くメカニズムは、解明され始めたばかりで。よって、どういう場合になりやすいかは、はっきりとわかっていないのです。そのため、いかに早く慢性扁桃炎に気付けるかがポイントになります。
ノドのイガイガ感や違和感1か月以上続いたり、膿栓(ニオイ玉です)が月に3〜4回、3か月以上続いたりした場合は、慢性扁桃炎の可能性が高いそうです。
慢性扁桃炎は、炎症を抑える薬やうがいで治療でき、また膿栓も取り除くことができるので、不安に思われる方は耳鼻科を受診してください。

もし慢性扁桃炎から全身の病気になってしまったら?

扁桃を摘出することで治療ができるそうです。
IgA腎症という腎臓病を患ったAさんと、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という肌荒れに悩まされたBさんは、扁桃を摘出する手術を行い、2人とも症状が改善したとのことです。

扁桃を摘出しても免疫力は体の他のリンパ組織が補ってくれるため免疫力が低下する心配はありません。

慢性扁桃炎になりやすい人は、こんな人!

慢性扁桃炎になりやすいのは、口呼吸をしている人です。

口呼吸は、口が渇きやすく細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、空気中の細菌が直接扁桃に当たりやすくなってしまいます。
口呼吸をやめて鼻呼吸にするだけでも慢性扁桃炎の予防に効果的です。

また、口呼吸をしていると、細菌が繁殖しやすくなることにより口臭の原因になることは、
よく知られていますね。

口呼吸を防ぐ対策

口呼吸には、口の周りの口輪筋という筋肉の衰えと、クセという2つの原因があり、それぞれ対策が異なります。
口輪筋が衰えているかどうかは、自宅で簡単にチェックできます。水1リットルを入れたペットボトルの口部分にタコ糸を結び、タコ糸の片方にボタンをつけます。ボタンを歯と唇の間に入れて、口輪筋だけの力で持ち上げられるかを調べます。持ち上げられない場合は、口輪筋が低下している証拠といえます。

低下しているときのトレーニング方法!!
口輪筋トレーニング
・用意するもの ペットボトル/直径3cmほどのボタン/タコ糸
【やり方】
ボタンにタコ糸をつけたら、タコ糸の片方をペットボトルの口部分に巻きつけます。ボタンを歯と唇の間に入れて、口輪筋だけの力で水を入れたペットボトルを持ち上げますが、まずは自分がギリギリ持ち上げられる水の量を調べます。そこから半分の水を抜いてトレーニングします。ペットボトルを「5秒間持ち上げては5秒間休む」を1日20回を目安に行います。
このトレーニングで、口輪筋の持久力が2週間で50%アップしたデータもあるそうです。

クセの口呼吸を治すのにおすすめなのが、認知行動療法と呼ばれる治療法です。例えば、部屋の目立つところに星マークなどのシールを貼り、それを見るたびに口を閉じるよう意識します。たったこれだけでも十分改善することができるそうです。

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